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新潟

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みなさん、よしもと興業の「住みます芸人」って知ってますか? よしもと興業は、自社のタレント(芸人)を活かしながら、地域の活性化を目的とするプロジェクトを続々と立ち上げてきました。中でも、2011年4月から始まった「あなたの街に住みますプロジェクト」では、全国47都道府県に「住みます芸人」を居住させ、笑いの力によって地域活性化の一旦を担っています。

そんなプロジェクトも6年目を迎えました。今回は、長岡市・JA越後さんとう・よしもと興業の連携の下、「農業で住みます芸人」とテーマを掲げ、よしもと興業所属の芸人が新潟県・長岡市の農村地域で米づくりなどの農作業をしながら、現地の魅力を発信するという新たな試みに挑戦します。挑戦するのは芸歴3年目、昨年からピン芸人になったチカコホンマさん。「農耕馬のように働いてほしい」という期待(?)を受け、地域の人々と協力しながら1年間の農業生活に挑みます。

農業で住みます芸人・チカコホンマ

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5月6日、快晴に恵まれた青空の下で、チカコホンマさん、森市長、そして応援にかけつけたガレッジセールの川田さんが田植えを行いました。お米のトップブランド「コシヒカリ」や「こしいぶき」をはじめ、もち米の「こがねもち」や酒米の「五百万石」づくりにも挑みます。初めての乗用田植機の運転に苦労するものの、初めての田植え作業の楽しさを身を持って味わうお三方、今日農作業を教えてくれるのは、地元の農家の一人、大矢さんです

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ちなみに川田さんが着ているこの衣装、昭和初期まで着られていた野良着を現代的菜シルエットで復刻したものなんです。長岡の地場産業の一つである綿を100%の絣染(カスリゾメ)を使った先染め織物を使用し、小国和紙(伝統工芸品)などの長岡産素材をポイント的に使用しています。

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「ホンマちゃんが命をかけて米づくりをしますので、みなさんどうぞよろしくお願いします!」と、熱いサポート魂を見せる川田さん。先輩の嬉しい言葉に、チカコホンマさんのモチベーションもさらに高まります。

子供たちとのふれあい

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田植えの後は場所を変えて、近くの和島小学校へ。全校生徒に交じって給食のカレーライスをいただきました!もちろんお米は長岡市・和島産です。子供たちとすぐに仲良くなった二人(さすがはよしもとの芸人)、子供たちは元気に校歌を歌ってくれました。農作業を通じて「地域振興」を目指すこのプロジェクト、やはり子供たちとのふれあいは欠かせません!
また一歩、地域に溶け込めたかな?

新潟といえば、米づくり!酒づくり!

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今回、「コシヒカリ」などと一緒に酒米も植えた二人。とれたお米から酒造りにも取り組むかも、、、ということで、地元の酒蔵も訪れました。説明してくれるのはこちらの酒蔵の社長さん。新潟のお酒の美味しさの理由を熱心に聞いたあとは、6種の日本酒の飲み比べ。「こんなに味が違うんだ」「うま~い」と、思わず笑みがこぼれるチカコホンマさん。自分が植えたお米からこんなに美味しいお酒ができると知れば、明日からの農作業にもさらに身が入ります!

田んぼのアイドル(?)を目指して

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チカコホンマさんは、今回の企画には自ら立候補。数十人の中から見事選ばれました。来たばかりの頃は言葉の違いが新鮮に感じられたというチカコさん。日に日に地域に溶け込んでいるようで、農業を教えてくれる大谷さんも「素直でいい子。地域に嫁に来て欲しいぐらい」と太鼓判を押しています。これから苦労することもあると思うけど、頑張れ!チカコさん!

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