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長野

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2017年夏、佐久に新しい道の駅がオープンしました。その名も「道の駅 ヘルシーテラス佐久南」

佐久市と静岡市を結ぶ中部横断自動車道の佐久南ICにほど近く、市内の幹線道路国道142号に面した交通の要衝となる場所に、佐久の魅力を広く内外へ紹介する拠点として作られました。

全国に道の駅はたくさんありますが、「ヘルシーテラス佐久南」は国土交通省による、地方創世の核となる特に優れた取り組みを行う道の駅=「重点道の駅」にも選定された、佐久市にとっても意義深い道の駅です。

人もまちも元気な「健康長寿都市」という佐久市の魅力・強みをキーワードに市外から訪れる人々の利用を通じて広くまわりの地域へ、またこの地で暮らす市民の利用を通じて市内へ、内外にその魅力を伝えるための様々な試みが詰まっています。

ちなみに「ヘルシーテラス佐久南」は市民が考案したネーミングです。
(市による公募で2016年9月に決定)

実は、その道の駅の看板のデザインを市からご依頼頂き、先日完成した看板を見てきました。このお仕事もまた、ブログがきっかけで頂いたうれしいオファーのうちのひとつです。

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▲敷地内の建物入り口近くに立つこの2つの看板をデザインさせて頂きました。
ちょうど看板の隙間から向こう側に見えている山は「虚空蔵山(こくぞうさん)」と言います。右側の小ぶりの看板は、その虚空蔵山の散策コースの案内です。

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▲道の駅のコンセプトと施設の案内

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▲虚空蔵山の散策コース案内

折折角なので、道の駅ヘルシーテラス佐久南についてご紹介しますね。

ヘルシーテラスは、佐久の魅力と人々を繋ぐ拠点。

この場所では、知る、買う、食べる、ふれあう、体験する、憩うなど、様々なかたちで佐久の魅力を感じることが出来ます。

同時にこの場所は、旅行やレジャーでこの地を訪れた人々とこの地で暮らす人々を繋ぐ場でもあります。

ヘルシーテラスは佐久の魅力に溢れた[媒体]というわけです。

この道の駅を媒体として様々なかたちで発信される佐久の魅力が人々の、知りたい・試したい・体験したいという動機づけとなり佐久の自然・食・人・まちに対するより深い理解と愛着につながっていく、そんな発展的なループをイメージしました。

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調理や加工体験ができるキッチンを備えた「体験室」や、農作物の収穫や、土いじりなど農作業体験ができる「ふれあいパーク」、道の駅を起点に歩ける散策コースなど、特徴的な道の駅になっています。

続いて、虚空蔵山(こくぞうさん)の紹介です。地元の方たちによって整備された散策コースが3種類。ドライブの疲れを癒やすリフレッシュに、あるいは、健康のためのウォーキングに。犬を連れての散策もいいですね!所要時間や体力に応じて楽しめます。

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虚空蔵山は佐久平を広く見渡す眺望に優れた地形からその昔武田軍が烽火(のろし)台をおいたと伝えられています。

以下は、展望台からの素晴らしい眺めや散策路の魅力を伝えるために描いたイラストの抜粋です。もちろん、絵を描く前に私も実際に歩いてみましたが、とても魅力的な散策路でしたよ。展望台の眺望はホントに気持ち良かった!春先の宝生寺山公園は梅や桜で色とりどり!眺めも最高です!

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物販スペースの「ふるさと自慢館」は予定の10時より早めに開店させたということで、10時ちょうどに私が入った時にはすでに人で一杯。地元野菜の直販コーナーはずいぶん商品が無くなってました。

木材(確か地元産だったはず…)を多用した天井が特徴的な広い空間。外光を取り入れた自然で明るい雰囲気がイイ感じです。

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佐久の農産物を中心に、健康長寿のテーマに沿った、新鮮で美味しそうな様々な食品がたくさん並んでいます。

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▲レストラン「四季の彩」窓が大きくて明るい空間です。メニューには佐久や信州産の食材を使った美味しそうなお料理が並んでます。

訪ねた時は看板見るのを忘れずに〜〜!!!

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