未知スタイル

宮崎

この記事をシェアする

出典:http://pippo8969.hatenadiary.jp/
出典:http://pippo8969.hatenadiary.jp/

宮崎県にある日向市は、宮崎県の北東部に位置する市で年間を通して温暖な気候が特徴です。市の東側には日向灘、西には九州山地と豊かな自然の恵みを受けている街です。複雑に入り組んだリアス式の海岸や、美しい砂浜、港町の町並みと、様々な美しい風景を見せてくれる日向市のおススメスポットをご紹介します。

最初に紹介するのが、美しい景色はもちろんですが、パワースポットとしても人気が高い「クルスの海」です。クルスの海は、豊海岸国定公園の南端に位置します。柱状岩が波の侵食で東西に大きく削られた岩があり、上からみると十字に見えることから、地元では古くから「クルスの海」と呼ばれてきました。クルスとはポルトガル語で十字という意味。この十字に見える岩の隣にある、岩を合わせて見ると「叶」という文字に見えたことから、「願いが叶うクルスの海」と呼ばれるようになりました。展望台にはここを訪れた人の願いや希望が叶いますようにと、「クルスの鐘」が設置されています。このロマンチックな雰囲気を持つ「願いの叶うクルスの海」は、宮崎の恋愛のパワースポットとして有名になり、多くの女性やカップルが訪れています。

大御神社
出典:http://www.pmiyazaki.com/jinjya/oomi_j/

「日向のお伊勢様」として地元の人に親しまれているのが「大御神社」です。太平洋の絶景に向かってお社が建つ神社です。創建の年月は定かではないですが、皇祖天照大御神を御祭神とする古社で、本殿・幣殿・拝殿が国登録有形文化財に指定されています。境内には国歌「君が代」の歌詞の中に登場する、国内最大級の「さざれ石群」があります。さざれ石は漢字で書くと「細石」。その文字の通り小さな石が長い年月をかけて大きな岩になったもののことを言うそうです。この大御神社のさざれ石群は、平成15年に行われた拡張工事の際に発見されたそうです。発見された巨大なさざれ石は「神座(かみくら)」と名づけられ、境内西側奥に祀られています。今ではこのさざれ石を見るために沢山の観光客が訪れるようになっています。神社の方からもこの「さざれ石」や「君が代」について説明してくれるようなので、チャンスがあればぜひお話を聞いてみたいですね。

道の駅 とうごう
出典:http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/

そんな日向市にあるのが「道の駅 とうごう」です。国道327号と446号の分岐点にあり、歌人・和歌山牧水生誕の地にある道の駅です。レストラン「詩季彩」では、地元産のそば粉を100%使って打った十割そば「牧水そば」が楽しめます。太めの麺のシンプルなそばは素朴でホッとする味わいです。農産加工体験施設「ふるさと味工房」では、そば・うどん、豆腐、こんにゃく作りなどが体験できます。旅の途中のご休憩にももちろんですが、目的地としても「道の駅 とうごう」をぜひご利用ください。