京都府、滋賀県、福井県の3つの県境に近い「佐々里峠」付近から、京都盆地を抜け、大阪湾へと流れる桂川。その桂川流域の開発の一環として建設されたのがこの日吉ダムです。ダム自体の存在感もさることながら、周辺施設の充実度が際立つ日吉ダム。ゲートの周辺は左右対称に美しくデザインされており、対峙する円形の展望橋(遊歩道)からからの眺めは圧巻です。
所在地
左岸:京都府南丹市日吉町中
河川名:淀川水系桂川
種類:重力式コンクリートダム
目的:洪水調節・不特定利水・上水道
堤高:67.4 m
総貯水量:66,000,000㎥
管理者:水資源機構
完成年:1997年
また、この「日吉ダム」を建設するために8割以上が水没し、ゲートが全て撤去されながらも、いまなお自然越流式として発電機能を果たす日本屈指の発電ダム「世木ダム」の存在も忘れてはいけません。水没してもダムとして機能しているのは珍しいことなのです。
隣接する「道の駅スプリングスひよし」は楽しさ溢れる複合施設で、温泉・岩盤浴をはじめ、温水プール、体育館、バーベキュー場、キャンプ場が揃っています。
この「道の駅スプリングスひよし」のレストランでは、以前から提供していた「日吉ダムカレー」に続き、2018年3月から世木ダムを忠実に再現した「世木ダムカレー」の販売が始まりました!お食事処「楽河」でいただくことができます。
※「楽河」のご利用は、温泉・プール入館料が別途必要です。