絶品近江牛ランチ
「日本三大和牛」の中で、最も古い歴史を持つ「近江牛」。このブランド牛は、日本最大、豊かな生態系を持つ琵琶湖をはじめ、自然に囲まれた滋賀県が誇る、最高の食材の一つです。それを豪華に味わえる道の駅が、ここ「竜王かがみの里」。駅内にはカツやハンバーグなど、近江牛が様々な形で提供されるレストランに加え、「あわび茸」を使ったハンバーガーなど、焼きたての商品が並ぶパン屋、地元の野菜や米などの販売コーナーなどがあります。
近江牛カツランチ
そんな「道の駅竜王かがみの里」から紹介する「道の駅めし」の一つ目は、「近江牛カツランチ」です。2012年4月から提供の始まったこのメニューは、道の駅かがみの里竜王内レストラン「かがみの里」を代表するメニューの一つ。近江牛のもつうまみを、衣で閉じ込め仕上げた牛カツをメインに、ライス、サラダ、ケーキ、コーヒーがつきます。カツはお腹のすき具合に合わせ、1枚と2枚の両コースから選べるシステムです(写真はカツ1枚)。近江牛のうまみにご飯も進む一品。
人気ナンバー1、近江牛ハンバーグ
うまみと、あまく、しつこくない脂味に特徴を持つと言われる近江牛。紹介した牛カツや、ステーキなど、さまざまな調理法で提供しているこのレストランの中でも一番人気なのが「近江牛ハンバーグ」です。「あわび茸」やほかのキノコを使用したソースと合わせたハンバーグに、ライス、スープ、サラダ、デザートがつきます。
「きのこの町」でもある竜王町では、たくさんの種類のキノコがとれるのですが、「あわび茸」もその中の一つ。あわび茸は、しめじや椎茸のようないわゆる「メジャー」なキノコとは違い、多くの人にとってあまりなじみのない種類のキノコであるかもしれません。名前の由来はやはりあの海の幸アワビで、命名は食感がよく似ていることから。ビタミン、ミネラルなども含み、肉厚でおいしいきのこです。「近江牛」と「あわび茸」。竜王町ならではのコンビネーションがここに。
義経元服の地として
竜王町は、源義経が元服を行った場所とされています。そのことにちなみ、道の駅かがみの里竜王では、義経が生きた鎌倉時代の武士の祝い飯を再現した「義経元服料理」や「かがみの里元服式」を用意(ともに要予約)。義経が元服したとされる3月に由来し、竜王町でも毎年3月に元服式が行われます。13歳以上から申し込み可能。「元服式」と、「元服料理」。今とは少し違う、「大人」の祝いは、成人式なんてもう大昔!という人にも新たな区切りとして心に刻まれることでしょう。