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徳島

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出典:http://zekkeigogo.com/oogamanotaki.html
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徳島県の南部に位置する那賀町は、標高1000m以上の山々に囲まれた緑豊かな町です。そんな那賀町にある景勝地が、日本の滝100選にも選ばれている「大釜の滝」です。釜ケ谷渓谷を国道193号に沿って上流へ向かったところにあります。落差20m、渕の深さは15mもあり、滝の両脇には100mを越える岸壁がそそり立ちます。大量の水が滝つぼに流れ落ちる様は、パワーに溢れ、そのスケールの大きさに圧倒されます。滝つぼのすぐ近くまで歩み寄ることができ、轟音と共に流れ落ちる水の迫力に大自然の力強さを感じることができます。新緑や紅葉のシーズンには、滝と美しい景観を眺めに多くの人が足を運ぶ名所となっています。

鷲の里

そんな那賀町にあるのが「道の駅 鷲の里」。徳島自動車道 徳島ICから車で約1時間のところにある道の駅です。駅内の「観光物産センター」では、特産物の販売や観光案内などを行っており、たくさんの人々が訪れ賑わいを見せています。道の駅の横には那賀川が流れ、カヌーやラフティングなどのアクティビティを楽しむことができます。

太龍寺ロープウェイ
出典:http://www.shikoku-cable.co.jp/tairyuji/

また、道の駅には「太龍寺ロープウェイ」が隣接しています。西日本最大・最長を誇るロープウェイで「道の駅 鷲の里」から、阿南市の太龍寺駅の全長2775mを結んでいます。途中、標高602mの山や川越えを行う珍しいロープウェイで、眼下には、雄大な大パノラマが広がり、スリルと感動の山越え体験は、他では味わえない体験です。山頂には四国八十八箇所第21番札所の舎心山太龍寺があります。 「太龍寺」は標高500mの場所に位置し、かつては阿波の難所の一つといわれていましたが、現在は「太龍寺ロープウェイ」によって約10分の空の旅で山頂に到着できるようになりました。多くの参拝客や観光客がロープウェイを利用して「太龍寺」を訪れています。境内には樹齢数百年の杉が立並び、神聖な空気を醸し出しています。県内最古の仁王像、弘法大師が唐から持ち帰ったといわれる宝物を納めた多宝塔、堂々とした本堂などが立ち並び見所も多く、また、境内には、春にはしゃくなげ、夏はアジサイ、秋は紅葉、冬は椿と季節の花が参拝客の目を楽しませてくれます。太龍寺山の山頂からは、紀伊半島の眺望も楽しむことができるビューポイントです。徳島県那賀町に訪れた際にはぜひ足を運びたい観光スポットです。