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徳島

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出典:http://pawasupo.net/1653
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徳島県の北東部にある「神山町」は、四国山脈の東部に位置し鮎喰川の上流に位置する自然豊かな山間の町です。 「中部山渓県立自然公園」は徳島県の中部から南部にかけての山間部に位置しています。神山町などの4町にまたがり、徳島県立公園の中で一番広い面積がある公園になっています。そんな「中部山渓県立自然公園」の中にある「雨乞の滝」は、公園内にある高根山から流れ出る川に架かる滝。雄滝・雌滝の2つの流れを持つ滝で、高さ45mから三段になって流れ落ちる滝です。日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。四季を通じて渓谷と滝の見事な競演を見ることができますが、特に新緑と紅葉の季節の景観は絶景。その素晴らしい眺めを見るために何度も訪れるリピーターも多くいます。また、駐車場からは川の流れに沿って遊歩道が整備されており、その途中には「うぐいす滝」「不動滝」「地獄淵」「もみじ滝」「観音滝」があります。「雨乞の滝」を見る前にも美しい滝の様子を楽しむことができます。

焼山寺
出典:http://www.ohenro-portal.jp/tokushima/12/

同じく「中部山渓県立自然公園」の中にある「焼山寺」は、四国八十八霊場の第十二番札所。標高938mの焼山寺山の8合目付近にあり、八十八箇所の難所の一つといわれています。参道には樹齢500年を超える杉が100本以上もあり、厳かな雰囲気を醸し出しています。天気がよければ四国山地や淡路島まで見渡す大パノラマを楽しめます。境内には「三面大黒天」や「杖杉庵」などの見所があります。 古来、この山には神通力を持つ大蛇が住んでいて、しばしば火を吐いて農民たちを襲っていた。そこに弘法大師が訪れます。大蛇は火を吐き、辺りを火の海にして大師を襲いますが、虚空蔵菩薩が現れ、大蛇を岩屋に閉じ込めたと、今に伝えられています。「焼山寺」から奥の院へ向かう途中には、この「大蛇封じ込めの岩」を見ることができます。

温泉の里 神山
出典:http://www.its-mo.com/

そんな神山町にあるのが「道の駅 温泉の里 神山」です。神山町は“すだち”と“梅”の産地として有名。道の駅では名産のすだちを使った「神山すだちサイダー」が販売されています。清清しい酸味が爽やか。他にも、「神山すだちダックワーズ」や、すだちの他に梅・お茶を加えた「神山まるごとドレッシング」など、神山町でしか出会えない一品が沢山揃っています。他にも、昔から林業が盛んで、現在でもその伝統が続いています。駅内の「林産物展示コーナー」では、木工製品の展示・販売が行われていますので、旅のお買い物やご休憩の際にはぜひお立ち寄りください。