一般社団法人未知倶楽部は、株式会社オリエンタルコンサルタンツと共同で、道の駅のファン数を最大化し、地域活性化を支援することを目的に、SNS連動デジタルサイネージ配信システムを栃木県内の道の駅12駅に導入し、「道の駅TV」として情報発信を8月3日より開始します。
■導入の背景
令和2年7月現在、道の駅は全国に1,180駅あり、地域経済、地方創生の核となっています。また、道の駅は、「休憩機能」「地域交流機能」「情報発信機能」を有する施設として各自治体が整備しています。この内「情報発信機能」については、次の課題があると考えます。
・各道の駅では、自治体等が作成した映像やパンフレットなどを使って道の駅や周辺地域の情報を発信していますが、設備の老朽化やコンテンツの更新ができないなど、継続した情報発信が課題となっています。
・道の駅は、自治体毎で独立した運営になっており、道の駅が相互に連携した情報提供を実現することは容易ではありません。
この課題に対して、個々の道の駅の情報発信に留まることなく、道の駅が相互に連携し、多くの方に情報発信することは、道の駅のファンを増やし、観光客の誘客や産品の販売の拡大につながると考えます。そこで、当社は、栃木県内の道の駅12駅の道の駅運営者の協力を得て、道の駅をはじめとする地域情報を発信する「道の駅TV」を開始することとしました。
■「道の駅ＴＶ」について
「道の駅TV」は、SNSと連動したデジタルサイネージ配信システムであり、道の駅に設置したディスプレイに、道の駅側からの映像、画像による情報発信に加え、SNS（インスタグラム）の投稿内容が表示されます。今回の「道の駅TV」の特徴は、次のとおりです。
①道の駅の相互連携による地域や道の駅の魅力発信
・栃木県の道の駅が相互に連携し、栃木県や道の駅の魅力を共通テーマでくくり、地域や道の駅の魅力を道の駅側から効果的に発信します。
②SNSとの連動による道の駅のファンの獲得
・道の駅からの情報発信だけでなく、インスタグラム上に投稿された栃木県や道の駅の旬な魅力を活用し、利用者にとって常に新鮮で役立つ情報として厳選して提供します。
・インスタグラムとの連動により、道の駅へ来訪した方だけでなく、インスタグラムのネットワークを通じて情報発信することができ、栃木県や各道の駅との接点を増やし、道の駅のファン数の最大化を目指します。
「道の駅ＴＶ」の放映コンテンツは1ロールが約6分を予定し、「共通情報」「各道の駅情報」に「広告放映」が加わる番組プログラムとなっています。
「共通情報」は、全国共通の道の駅の取り組みや、連携する道の駅の情報に加え、栃木県全体のおすすめの観光地、飲食店、地域産品などについてテーマ毎に紹介し、「行ってみたい。食べてみたい。買ってみたい。」栃木県の魅力をお伝えしていきます。
他の道の駅の情報が相互に配信されることで、道の駅の連携を実現し、利用者には今まで行ったことのない、今度行きたい道の駅を見つける手助けを行います。
「道の駅TV」のサイネージ機器は、以下の12の道の駅に設置しています。 今後、本事業の有効性を踏まえ、栃木県内の他の道の駅や他の都道府県への展開を行なってまいります。
＜本リリースに関するお問い合わせ先＞
一般社団法人 未知倶楽部 広報担当 小川
TEL: 03-6311-7560 FAX: 03-6311-7561
メールアドレス michi-club@oriconsul.com
公式サイト http://home.michi-club.jp/