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東京

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平成28年4月に発生した熊本地震。この地震の影響で一部道路は通行止めとなり、物資の搬送も困難な状況の中、防災拠点として存在感を発揮したのが道の駅でした。自らも被災者の立場でありながら、駐車場を車中泊する人のために開放したり、レストランで炊き出しを行ったり、自衛隊の復旧支援の拠点になったり、仮設トイレを設置したり、通行状況などの問い合わせに対応したりと、道の駅ならではの様々な形で地元の方々を支援しました。

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画像元:http://www.jice.or.jp/cms/kokudo/pdf/reports/disaster/09/20161kumamoto.pdf
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画像元:http://www.jice.or.jp/cms/kokudo/pdf/reports/disaster/09/20161kumamoto.pdf

熊本県宇土市にある道の駅宇土マリーナおこしき館でも、震災後数日は臨時休業しましたが、すぐに営業を再開。限られた物資とともに笑顔を届けようと、facebookでの呼びかけや水道水の無償提供など、精力的に「日常への復帰」を目指しました。(当時のfacebookの内容をみると、周囲を明るく元気にするためにどれだけ頑張っていたかが本当によくわかります。)

宇土マリーナおこしき館facebook

多くの道の駅で迅速に営業を再開し、震災前と変わらぬ姿を目指して元気に頑張っているのですが、風評被害による相次ぐ旅行キャンセルの影響などもあり、「以前と変わらぬ姿」とはまだ言えません。そんな熊本の道の駅を支援したいという他の地域の道の駅の声を受けた未知倶楽部が中心となり、東京で『がんばれ熊本フェア』を開催することになりました。当日は、熊本から道の駅宇土マリーナおこしき館が参加するほか、同じ震災からの復興に取り組んでいる道の駅やまだ(岩手県)、熊本支援のために立ち上がった道の駅世羅(広島県)と道の駅八王子滝山(東京都)が協力。さらに、自らも中越地震で被害を受けた新潟県燕三条が商品参戦するほか、東京らしさを出そうと築地の寿司店にも協力してもらえることになりました。

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写真はイメージです
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写真はイメージです

いろんな人がいろんな形で支援活動をしています。寄付やボランティアだけではなく「買うこと・食べること」が支援になることだってあります。 もし、小さくても何かできることを探しているなら、道の駅八王子滝山に行ってみませんか。


『がんばれ熊本フェア』イベント詳細はこちら